りんぐリン4thLive デア・エクス・マーキナ、ご挨拶

りんぐリン4thライブ@ミュージックサロン「白い森」(広島市)
「デア・エクス・マーキナ」
終了いたしました。
グミの実がたわわに実り、ホトトギスの美声、山の水が溢れる音が心地よい「白い森」大好きな場所です。
メールでの音源のやり取りを繰り返しながら音楽制作。
試行錯誤しながら3年経って2人で創る作品の方向性が見えてきたように思います。
アコースティック楽器(マリンバ、打楽器)と電子音。
雷音、竹を切る音、動物の声、包丁でトントンetc
「思いつくことをまずは音にしてみよう」
このことが根底にあるのだと思います。
打ち合わせ無しの完全即興演奏も
心配していたよりも楽しくできました。
この企画は継続の価値あり(笑)
ミュージックサロン「白い森」のオーナーでジャズピアニストの杉山ルミ子さんとの3ショット。素晴らしい出会いに感謝です。
また来年広島に行きます!!
(松本律子 記)

年一回の一大イベント、りんぐリン(松本律子さんとのユニット)のライブが終了しました♪
会場となった湯来町(広島市)の森の中にある<ミュージックサロン白い森>は、音楽好きの猫ちゃんたちがライブの最中、会場内を自由に歩き回ることができる特別な場所です。
鳥たちの元気な歌声が溢れる白い森で、マリンバ、打楽器、自然音、環境音、生活音、電子音、人間の声など、いろんな音素材を駆使してオリジナル曲を演奏させていただきました!
りんぐリンは3年前に手探り状態で始まりましたが、広島在住の私と、神奈川に住む律子さんという遠距離恋愛の中で、お互いの好みや考え方を、音楽を通じて理解し合いながら、一人ではできないこと、2人でやるから形にできるコンサートを構築してきました。
回を重ねるごとに、りんぐリンならではの独自性が強まり、面白さが増しているのでは? と自負しております。
パートナーの松本律子さん(マリンバ奏者)、いつも温かく見守ってくださる会場のオーナー杉山ルミ子さん、サポートしてくださった友人たち、ご来場くださった皆様に心から感謝を捧げます💞
(高木リィラ 記)


りんぐリン*RingLing* 4thLive
デア・エクス・マーキナ〜機械仕掛けの女神〜

日時:2019年6月9日(日)14 : 00開演 於:ミュージックサロン白い森

企画/制作:リィラ・ミュージック・デザイン、あしたばら音楽


ご挨拶

 この度は<りんぐリン4thLive~デア・エクス・マーキナ~>に足をお運びいただき、心より感謝いたします。

 ユニット<りんぐリン>のメンバーは二人とも、音大の打楽器科でクラシック音楽を学んできました。しかし私たちは、クラシックの枠組みを超えた、より自由なあり方を探求し続けています。

 電子音楽の世界も、パソコンやタブレット、アプリの進化により、著しい成長と進化を遂げ、その勢いはこの先も当分衰えることがなさそうです。

 アコースティック楽器を専門に勉強してきた者たちが、電子音楽の新しさと可能性に目覚め、これまで培ってきたスキルを活かして、それら2つの要素ーーアコースティックとエレクトリックーーを統合し、新しい音楽として表現できたら、音楽はもっと面白い、可能性に満ちた藝術となるのではないでしょうか。

 さらに、日常生活で何気なく耳にしている音をも「音楽」として取り込み、音の意義を深く掘り下げてゆくことで、無意味に聞こえていた音がいかに人間生活を彩り豊かにしているか、その事実に気づくきっかけにもなると思います。

 りんぐリンのコンサートも4回目を迎え、ユニットとしての完成度やオリジナリティも徐々に確立されつつあります。白い森でのコンサートでは、オーナーの杉山ルミ子さんをはじめ、集ってくださる皆様に、私たちの成長を見守っていただいているような温かな空気の中で、伸び伸び演奏させていただいております。

 昨年とはまた違った、1年分成長した私たちの音楽をお楽しみいただければ幸いです。

                                    高木リィラ

 

 オーストラリアの先住民「アボリジニー」(野生と文明:新保満)の事が書いてある本を読んでいます。初版1979年にも関わらず未来を予言したかのような現在にも通づる環境問題、社会問題、民族問題を提示している事に驚いています。そしてそれはとても面白いです。(あっという間に半分読みました)

 多様性が頻繁に叫ばれる中、価値観の違うのモノに触れ、考え方に気づく事、想像することに足が向かない現実。イヤそれはとっても労を要する事だからなのかもしれません。

「30回ぐらいよく噛んで食べるとよく消化されて身体に良いよ」

「どうして30回?なんで20回じゃダメなの?」これは子どもとの会話の中でよくあるワンシーン。「昔から言われているから」「先生が言ったから」「ネットに書いてあったから」「本で読んだから」の理由で簡単に片付けてしまわず、自分でやってみて心底納得する答えを導き出すことが大事なのではないかと日々思うのです。試行錯誤を繰り返すことによって、多くを考え、多くの考えに触れ、そして多くを想像する。

 音楽制作も然り。

 根源である「想像する」事が一番尊く価値のある事のように思うのです。「想像」がなければ何も産まれないのだから。

 本日はご来場くださりありがとうございます。

 休日のひと時、「りんぐリン」ライブにお時間をいただきました事心より感謝申し上げます。皆さま心の端っこに引っかかる何か残せたら嬉しく思います。

                                     松本律子

りんぐリン's BLOG ::: RingLing :::

松本律子と高木リィラによる美的音楽ユニット<りんぐリン ::: RingLIng :::>のブログです。

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