2017年9月11日、
東京・日本橋の「おとりよせレストランKOUCHI-YA」で開催された、
<りんぐリン 結成記念・初・ライブ>。
お越しいただいた皆様、
ご支援いただいた皆様、
まことにありがとうございました!
<りんぐリン>第1回のライブは、皆様の大きな愛に支えられ、
無事終了することができました。
松本律子と高木リィラ、それぞれのブログでのご報告記事を、
こちらでご紹介します♪
打楽器奏者、作曲家の高木リィラさんとのDUO「りんぐリン」ライブ@日本橋「おとりよせレストラン KOUCHI-YA」
マリンバを持ち込まない初めてのライブ。malletKAT(電子マリンバとでも言いましょうか。鍵盤打楽器のMIDI機材です)を相棒として臨んだライブでした。
全編オリジナル。センスの良いリィラさんの曲は、無駄な音を省くことを求められ「音の方向性」「音がそこにある意味」を考えさせられます。現代音楽の要素の入った混沌としたミニマルミュージックあり、矢野顕子を彷彿させるポップなサウンドあり。自分が関わってきた音楽全ての要素が凝縮されているようにも思います。
さてさて、果敢に挑んだmalletKAT。
アコースティックのマリンバとは「マレットで叩く」という行為は同じですが、マレットの振り幅、スピード、もちろん鍵盤の幅も違い、普段何気なくやっているレガート奏法が通用しなかったり、大好きなピアニッシモが出なかったり、「鍵盤を叩く(弾く)」行為を1から見直しました。
MIDI音源ならではのディレイ効果を使った曲を制作。まだまだ使いこなす余地が残っています。
何より搬入/搬出が楽!
アコースティック/デジタル 両方の良さを深く知るいい機会となっています。
開催にあたり、ご来場いただきました皆さま、お手伝いいただきました皆さま、そして応援くださった皆さまに心より感謝を申し上げます。
っで!
リィラさん、次は何をやりましょうか? (文/松本律子)
掲載元:松本律子's BLOG
約10年ぶりに帰省し、松本律子さん(マリンバ奏者/作曲家)とのユニット、<りんぐリン>の結成記念・初・ライブを開催してきました!
今回のライブでは、「malletKAT(マレットカット)」という電子マリンバが登場しました。
普段、アコースティックのマリンバ(大型木琴)を演奏されている律子さんですが、マレットカットでの本番は、ほぼ初めてだそうです。
実は私自身、20年ほど前にマレットカットを入手し、一時期、ライブで使っていたことがあります。
しかしアコースティックなマリンバの代わりになるような使い方はできず、電気的なギュンギュン、キラキラした音を造って、まさに「電子楽器」として使用していました。
しかし今回の律子さんのマレットカットの演奏は、生のマリンバと遜色ない、温かくアコースティックな響きが存分にあって、まさに「マリンバ」と呼ぶにふさわしい音が出てきたので、本当に驚いてしまったのです。
さすが!
アコースティック・マリンバを極めた人だからこそ、ここまでマレットカットを活かすことができるのだな!
と、今回も感激の連続でした。
私は1曲だけ(新曲:『No Rain No Rainbow』)、このマレットカットを弾かせていただきましたが、後で撮影していただいた写真を観たら、緊張して、弾いている時の顔が真剣そのものでした(笑)。
マレットカットのほかには、
カスタネット、タンバリン、カングドラム、リン(金属製打楽器)、クドゥム(トルコの太鼓)、鍵盤ハーモニカなどを使って、それぞれの楽器の魅力を堪能していただきました!
・・・
さて、今回のライブ会場「おとりよせレストラン KOUCHI-YA」は、
私(高木リィラ)の実家の父がオーナーのお店です。
おもに高知県の食材を使って出される家庭料理がおいしいと評判のようです。
ライブ前のリハーサルで、KOUCHI-YA特製のベーグルサンドをいただいたのですが、これが美味しくてびっくりしました!
草津温泉「ラッキーベーグル」のベーグルパンは、モチモチして小麦粉の風味があり、中身のベーコンも高知の「四万十ポーク(米豚)」というブランド豚だそうで、律子さんも「美味しい!」と感激されていました。
KOUCHI-YAの新メニューで、高知の有名な「仁淀川(によどがわ)」周辺で取れる野草を使ったハーブティーがあります。
13種類のブレンドティーがあり、それぞれ「spiral」「gingin」「rouge」など、名前がついています。
お持ち帰りもできるハーブティーのパックをもらってきて、家でさっそく飲んでみました。
写真は「gingin」。
ほうじ茶、レモングラス、スイカズラ、しょうが、シナモンが入っており、新鮮な風味で美味しくいただけました。身体が芯から温まります。
(文/高木リィラ)
掲載元:リィラの音楽時間
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