Vol.1でご紹介したマリンバの魅力と歴史に引き続き、
さらに深くマリンバの世界を探訪してみましょう!
マリンバの構造
マリンバは、白鍵と黒鍵からなる木(ローズウッド)の板でできた鍵盤(鍵盤の色はすべて木の色のまま)と、その下にある金属製の共鳴管(パイプ)、鍵盤全体を支えるケタ、側板(左右の枠)などからできており、各パーツを分解して運搬できます。
マリンバ製造メーカーにより音色が異なり、自分の好みの音が鳴る楽器を選ぶことが重要です。
マレットも実に多様な種類のものがさまざまなメーカーから出ており、著名なマリンビストがメーカーと共同開発したシグネチャー・マレットも販売されています。
マリンバは、白鍵と黒鍵からなる木(ローズウッド)の板でできた鍵盤(鍵盤の色はすべて木の色のまま)と、その下にある金属製の共鳴管(パイプ)、鍵盤全体を支えるケタ、側板(左右の枠)などからできており、各パーツを分解して運搬できます。
マリンバ製造メーカーにより音色が異なり、自分の好みの音が鳴る楽器を選ぶことが重要です。
マレットも実に多様な種類のものがさまざまなメーカーから出ており、著名なマリンビストがメーカーと共同開発したシグネチャー・マレットも販売されています。
マリンバの種類や奏法
規模の小さなマリンバで4オクターブ、大型になると5オクターブ半あります。
また低音に特化した「バスマリンバ」は、アンサンブルなどでベース音を担当します。
大型の楽器なので、全身を使ってアクティブに演奏します。
そして、基本はマレットを右手に1本、左手に1本、合計2本で演奏しますが、ソロ・マリンバでは片手に2本ずつ持ち、合計4本のマレットで演奏することが圧倒的に多いです。
初心者はまず、2本で演奏できるように練習し、熟達するにしたがって4本マレットでの演奏へと移行してゆきます。
4本マレットを持って演奏しているだけで「オオ~っ!」と感心されますよ。
バラエティー豊かなマリンバの世界
マリンバの演奏は本当に多種多様です。
実際の音を動画で聴いていただきつつ、解説したいと思います。
オーソドックスなところでは、クラシックの曲がマリンバ用にアレンジされています。
広島ジュニアマリンバアンサンブルの演奏です。
子ども達によって演奏されるマリンバですが、テクニックは大人を上回るほどで、聴いた人は必ず「スゴイ!」と感動されます。
次の動画は「Catching Shadows – marimba duo by Ivan Trevino」。
デュオ(2人)による演奏で、マリンバの魅力が最高にひき出されています。
ミニマルミュージック的な現代音楽でありながらも耳になじみやすく、マリンバでしかできない表現がカッコいい!
そして「リツコエレクトロニカPV」
日本人のマリンビスト、松本律子さんの演奏。
エレクトリックな音とマリンバのコラボレーションが、マリンバの新しい可能性と魅力をひき出しています。
この他にも、たくさんの素晴らしい演奏動画があるのですが、今回はこのくらいにして、また次の機会にご紹介したいと思います。
マリンバの生音を聴いてみよう!
「マリンバって楽しそう!」「私も演奏してみたい!」と思われた方へ。
マリンバ奏者は日本中に意外とたくさん存在します。
皆さんのお宅の近くに、マリンバ教室を開いている先生が住んでいらっしゃるかもしれません。
音楽は、聴いているだけでも楽しいですが、やはり自ら演奏する楽しさに勝るものはありません。
まずはぜひ1度、マリンバの実際の音を聴いたり、音を鳴らしてみる体験をされることをおすすめします!
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